その他

Smoking cessation

禁煙外来

禁煙外来

現在、チャンピックスの処方が出来ない状態が続いているため、
ニコチンパッチを用いた、禁煙指導・治療(保険診療)を行っています。

Sublingual Immunotherapy

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)
―スギ花粉・ダニ抗原に対する治療―

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法) ―スギ花粉・ダニ抗原に対する治療―

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法) ―スギ花粉・ダニ抗原に対する治療―

抗ヒスタミン薬等による通常治療で十分な効果が得られない方にお勧めします。
但し、3~5年と長期間 毎日治療を行う必要があり、治療に即効性はありません。
また、花粉飛散時期(2~5月)には治療を開始する事はできません。
当院でも治療可能です。詳細についてはこちらをご覧ください。

当院での舌下免疫療法による治療は、高校生以上に限定しております。
(未成年者の場合は、初回診療時必ず保護者の同伴をお願いいたします。)

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法) ―スギ花粉・ダニ抗原に対する治療―

アレルゲン免疫療法

アレルゲン免疫療法(減感作療法)とは、アレルギー疾患の病因アルルゲンを少しずつ投与していくことにより、
アレルギー症状を緩和する治療法であり、アレルギー疾患の自然経過を改善させる可能性がある治療法です。
対象疾患は、アレルギー性鼻炎・気管支喘息・食物アレルギーなどがあり、施行法として注射による皮下免疫療法と
舌下投与による舌下免疫療法などがあります。
約100年前から皮下免疫療法を中心に行われていますが、より安全で簡便な投与経路として舌下免疫療法が登場し、
現在、欧州を中心に広く行われています。

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法) ―スギ花粉・ダニ抗原に対する治療―

舌下免疫療法

現在、スギ花粉及びダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法(保険適応)が可能です。
花粉orダニが原因となるアレルギー性鼻炎患者(症状に合致するアレルゲン検査陽性)において、以下の場合に適応となります。
①(抗ヒスタミン剤などの)一般的な薬物療法で十分なコントロールが得られない方
②臨床的治癒・緩解を希望する方
3~5年と長期間にわたる治療が必要で、対症療法(抗ヒスタミン剤等)のように即効性を期待して行うものではありません。
しかし、アレルギー性鼻炎を対象とした舌下投与によるアレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)では、症状の改善・対症療法薬剤の使用量減少・QOLの改善などが期待されます。
また、アレルギー性鼻炎の治療法ですが、アレルギー性結膜炎・喘息にも効果が期待できます。
副作用として投与開始初期に投与部位(口腔内)に関連したアレルギー症状の発現が多く、アナフィラキシー等が発現する可能性もあります。
以下の患者様は、舌下免疫療法の禁忌あるいは慎重投与となっています。
①βブロッカー(高血圧治療薬の一つ)使用中の患者→アナフィラキシーが起こりやすいとの報告がある。
また、アナフィラキシー時に使用するアドレナリンの効果を減弱する。
②治療開始時に妊娠している患者→(安全性が確立されていない)
③不安定な重症喘息を合併している患者(1秒率が70%未満)

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法) ―スギ花粉・ダニ抗原に対する治療―

治療開始前の患者様への確認事項

*(花粉症の場合は花粉非飛散期も含め)長期間治療を受ける意思がある
*舌下アレルゲンエキスの服用をスケジュール通りに毎日継続できる
*少なくとも1ヶ月に1度は受診可能である。(初期は2週間毎)
*全ての患者に効果が期待できるわけではない事が理解できる
*効果があって終了した場合も、その後その効果が減弱する可能性がある事が理解できる
*副作用等の対処法が理解できる(アナフラキシーはほとんどないが、舌下の腫れは頻度が高い)

副作用発現を避けるために
*舌下前後少なくとも2時間は、飲酒・激しい運動・入浴は避ける
*舌下直後(5分間)の食事は避ける≪飲酒は2時間避ける≫

投与を避けるとき
以下の時には、休薬する(舌下を長期に中断した後、舌下を再開する時の明確な知見はまだない)
*喘息発作時・気管支喘息症状が激しい時
*口腔内の掻痒などの症状がひどい時
*抜歯等の口腔内術後、口腔内に傷や炎症等がある時
*感冒等や体調が悪い時
初回投与は、(アナフィラキシー症状の有無を確認するために)院内で薬を舌下する必要があります。
当院は院外処方となっているため、薬局で薬を受け取ってから医院に戻ってきていただき、医師(又は看護師)の指導下に薬を舌下していただき、その後30分間、院内で観察します。
従って、初診時には「午前:11時」・「午後:17時」までに受付して、受付で【舌下免疫療法希望】と伝えて下さい。

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法) ―スギ花粉・ダニ抗原に対する治療―

スギ花粉

スギ花粉飛散時期(2月~4月)に新たに開始する事は禁忌となっておりますので、
ご注意ください。(アナフィラキシー症状の発症リスクが高いため)

≪ シダキュア舌下錠 ≫
投与開始後1週間は、シダキュアスギ花粉舌下錠 2,000JAU を 1 日 1 回 1 錠 舌下投与。
※初回投与は、アナフィラキシー症状の有無を確認するために、院内で舌下し30分間は院内で観察する必要があります。
2週目以降は、シダキュアスギ花粉舌下錠 5,000JAU を 1 日 1 回 1 錠 舌下投与。舌下にて 1 分間保持した後、飲み込む。

注意!
・舌下後 5 分間はうがいや飲食を控える。
・服用前後2時間程度は、激しい運動・アルコール摂取・入浴などを避けるようにしてく
 ださい。(身体の血行が良くなることにより、本剤の吸収が促進され、副作用が発現
 するおそれがあります。)
・アナフィラキシーなどがおきたときの対応を考慮し、家族のいる場所や日中の服用が
 推奨されます。
シダキュア舌下錠は、(新薬のため)2019年5月までは2週間処方となります。



≪ シダトレン スギ花粉舌下液 ≫
投与開始後2週間は、増量期として以下の要領を1日1回 舌下に滴下し、2分間保持した後 飲み込む。
その後5分間は、うがい・飲食を控える。
*1週目:シダトレン スギ花粉舌下液200JAU/ml
  1日目0.2mL、2日目0.2mL、3日目0.4mL、4日目0.4mL、5日目0.6mL、6日目0.8mL、7日目1mL
  ※初回投与は、アナフィラキシー症状の有無を確認するために、院内で舌下し30分間は院内で観察する必要があります。
*2週目:シダトレン スギ花粉舌下液2,000JAU/ml
  8日目0.2mL、9日目0.2mL、10日目0.4mL、11日目0.4mL、12日目0.6mL、13日目0.8mL、
  14日目1mL
*3週目以降は、維持期としてシダトレン スギ花粉舌下液2,000JAU/mlパック全量(1ml)を
  1日1回 舌下に滴下し、2分間保持した後 飲み込む。

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ダニ

≪ ミティキュア ダニ舌下錠 ≫
 (コナヒョウヒダニ及びヤケヒョウヒダニ抽出エキス)

投与開始後1週間は、ミティキュアシダ花粉舌下錠 3,300JAU を 1 日 1 回 1 錠 舌下投与。
※初回投与は、アナフィラキシー症状の有無を確認するために、院内で舌下し30分間は院内で観察する必要があります。
2週目以降は、ミティキュアシダ花粉舌下錠 10,000JAU を 1 日 1 回 1 錠 舌下投与。舌下にて 1 分間保持した後、飲み込む。

注意!
・舌下後 5 分間はうがいや飲食を控える。
・服用前後2時間程度は、激しい運動・アルコール摂取・入浴などを避けるようにしてください。(身体の血行が良くなることにより、本剤の吸収が促進され、副作用が発現するおそれがあります。)
・アナフィラキシーなどがおきたときの対応を考慮し、家族のいる場所や日中の服用が推奨されます。

SAS:Sleep Apnea Syndrome

睡眠時無呼吸症候群

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法) ―スギ花粉・ダニ抗原に対する治療―

はじめに

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まる病気で、
医学的には10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸といい、この無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上または1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸と診断します。

当院では、問診等で睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合、先ず自宅で行える簡易検査を行い判定し、
必要に応じて専門機関を紹介またはCPAP導入を行っております。

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法) ―スギ花粉・ダニ抗原に対する治療―

症状

寝ている間の無呼吸に本人はなかなか気づくことができず、起きているときの生活に様々な影響を及ぼします。
*日中に、強い眠気がある,いつも疲労感・倦怠感がある,集中力・記憶力の低下
*起床時に、頭が痛い,熟睡感がなくすっきり起きられない,口が渇く
*夜中に、いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかき始める,息苦しさを感じる,むせる,何度も目が覚める(トイレの回数が多い)
*寝汗をかく
などの症状がある場合は、SASの可能性があります。
また、心臓病(狭心症,心筋梗塞)・脳血管障害(脳梗塞,脳出血)・高血圧・糖尿病・インポテンツなどとも関連しています。

【OSASの原因】
睡眠時無呼吸は上気道が閉塞することにより起こり、その原因として肥満による首部分の脂肪の増加・扁桃肥大・舌根や軟口蓋の気道への落ち込み・鼻中隔湾曲症などがあります。
また、顎が小さく(小顎症)後退していると気道がふさがれやすいため、肥満がなくてもSASになることがあります。

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簡易検査(保険適応です)

自宅でも取り扱い可能な検査機器(SAS-2100)を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。
右図のように手の指と鼻の下にセンサーをつけ、呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。
自宅で出来る検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査をすることができます。

自宅で行う簡易検査の流れ
① 当院受診していただき、自宅での検査希望日を記載した検査依頼書を検査センターへFAX
② 検査センターから、患者様のご自宅に検査機器が送られてきます。
③ ご自宅で一晩検査機器を装着して睡眠検査終了後、検査機器を検査センターに返却(郵送)
④ 検査センターでデータを解析後、当院にレポートが送られてきます。
⑤ 患者様に当院を受信していただき、検査結果について説明いたします。

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睡眠時無呼吸症候群の判定

問診・自覚症状・身体所見・簡易検査結果などを合わせて判断します。
簡易検査結果
AHI(Apnea Hypopnea Index):無呼吸・低呼吸指数
睡眠1時間当たりの無呼吸・低呼吸の合計回数
【低呼吸:換気の50%以上の低下に、酸素飽和度(spO2)の4%以上の低下を伴う呼吸】
*   AHI<5:問題なし
* 5≦AHI<20:軽度な睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります
         (眠気などの自覚症状がある場合は、PSG検査を勧めます)
* 20≦AHI<40:中等度の睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります
         (PSG検査を受け、更に詳しく調べる必要があります)
* 40≦AHI  :睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いです
         (早急にCPAP等の治療を受ける必要があります)
PSG検査が必要な場合には、専門機関を紹介させていただきます。
AHI:40以上(または、確定診断で20以上)の場合、CPAP治療が健康保険の適応になります。

用語の説明

用語の説明

用語の説明

PSG(Polysomnography)検査
 睡眠時無呼吸症候群のタイプや重症度を調べる
 専門的な検査。入院で行い、睡眠中の呼吸状態
 や脳波を詳しく解析します。
 ※当院で行うことはできないので、
 必要な場合は専門医療機関を紹介いたします
spO2:血中酸素飽和度:血液中にどの程度
 酸素が含まれているかを示します。
 血液中には酸素を運ぶヘモグロビンがあり、
 動脈内でヘモグロビンの何%が酸素を運んで
 いるかを示し、正常値は96%以上です。
 指先につけるパルスオキシメーターで簡単に測定できます。
閉塞型SAS(OSAS):上気道の閉塞によるもの
 中枢型SAS(CSAS):呼吸を制御している脳(脳幹)の異常によるもの
CPAP(シーパップ)治療
  睡眠中の気道閉塞を防ぐために、専用のマスクを鼻に取り付け、機械から陽圧の空気送り込む治療法です。
  中等症以上の方の場合は健康保険の適応
HOT(Home Oxygen Therapy):在宅酸素療法

Fever outpatient clinic

発熱外来

発熱外来診療の流れ

【新型コロナウイルスの抗原検査・PCR検査は無料ですが、診察料等は御負担いただきます。】

①電話にて来院時間を決める。
  (来院時間は、隔離室に入る時間であって、診察時間ではありません。
   入室後長時間お待ちいただく場合もありますので、ご了承ください。)
②指定時間にクリニック1階入り口前に到着したら、受付にお電話してください。
 (待合室には一般診療の患者様がいらっしゃるので、院内には入らないようにお願いします)
③事務員が1階に迎えに行き、裏口階段から隔離室に御案内します。
④保険証をお預かりします。
⑤隔離室で問診票に記載しつつ医師をお待ちください。
⑥一般外来の合間に診療を行う為、多少お待たせする事がありますが、ご了承ください。
⑦医師の診察(病状に応じて、新型コロナウイルス抗原定性検査・PCR検査等)を行います。
⑧診察終了後、事務員が処方箋・診療明細書・振込用紙・保険証をお渡しします。
⑨裏口階段からお帰り頂きます。
⑩お薬は調剤薬局で受け取ってください。

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